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Tutorial

exkuma ではじめる経験サンプリング法

変数名を設定する
6.1 変数名を設定する

データセットをダウンロードする前に、変数名を設定する必要があります。まず、メニューの中から「データセット」をクリックすると、以下のようなページが表れます。

こちらは、ベーシック・プロジェクトの場合の画面です。

image4-8.png

こちらは、アドバンストESMの場合の画面です。複数の設問セットを作成した場合は、設問セット1・2・3...と表示されます。

advanced-dataset.png

「行の名前」というところに空欄がいくつか存在していますので、ここに変数名を入力します。入力できるのは半角英数字のみ、最大10字までという制限があります。単一選択・画像単一選択・自由記述の場合は、各設問につき1つの変数名を与えることができます。複数選択・画像複数選択・マトリックス(段階評定)の場合は、各項目につきデータセットの1行が割り当てられますので、それぞれに変数名を付けます。

すべての変数名を​付け終わったら「変更を保存」ボタンをクリックしてください。変数名の変更は何度でも可能です。

6.2 データのダウンロード

変数名を保存した後に、「データセットをダウンロード」のボタンをクリックすると、Excelファイル(CSV)でデータをダウンロードすることができます。

このファイルを開くと、1行目に変数名が入っています。左から以下のように、デフォルトの変数が並びます。

SignalDate    シグナルの送信された日時
SignalSeconds    シグナルが送信されてからURLがクリックされるまでの時間(秒)
SignalOrder    シグナル順序(回答者が初めに受け取ったシグナルが1となり、2, 3... と続く。4回×5日間のESMなら1から20まで)

QuestionSet 設問セット(アドバンストESMのみ)
StartDate    回答を開始した日時
FinishDate    回答を完了した日時(完了しなかった場合は"0000-00-00 00:00:00"と表示される)
SurveySeconds    回答にかかった時間(秒)
Email    回答者が参加登録したときのメールアドレス

Roaming ID プロジェクト間で共通したID番号。Exkumaシステム内の複数のプロジェクトについて、ひとりの参加者が同じメールアドレスを使って登録をすると、毎回同じローミングIDが割り当てられます。事前調査・本調査・事後調査といった構成で、回答者が複数プロジェクトに取り組むような場合に、個人識別をするために役立ちます。
ID    プロジェクト内のみの個人ID番号。ひとりの参加者が複数プロジェクトに参加する場合、それぞれにつき異なるIDが割り当てられます。
Latitude    回答時の所在地の緯度(位置情報を記録する設定にした場合のみ)
Longitude 回答時の所在地の経度(位置情報を記録する設定にした場合のみ)

この後に、6.1で設定した変数名が続きます。

6.3 プロジェクト詳細のPDF保存

プロジェクトの設定や各設問の内容などを、PDFファイルとして保存することができます。

調査手続きの記録となりますので、必ず保存しておきましょう。

メニューの中から「レポート」をクリックし、プロジェクト詳細の右にある「表示」というボタンを押すと、PDFファイル化されたプロジェクトの詳細情報が表示されます(下図)。名前を付けて保存しておきましょう。

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6.4 プロジェクトの削除

調査実施とデータのダウンロードが終わったら、プロジェクトを整理しておきましょう。

Exkumaでは、作成できるプロジェクト数に上限はありません。作成するたびに、ダッシュボードにリストされたプロジェクト数が増えていきます。ただし、ご注意いただきたいことがあります。多数のプロジェクトを作成し、整理しないままに放置していると、動作が遅くなってしまうのです。そのため、試作したものや調査期間が終了したものなど、もう使用しないプロジェクトについては削除して、ダッシュボードを整理しておくことが必要です。(完了した調査を削除する際には、プロジェクト詳細のPDF保存の機能をつかって、きちんと記録を残しておくと良いでしょう。)

​以下では、プロジェクトの削除(と復元)のしかたについて説明します。

​まず、メニューから「ホーム」を開いてください。画面上部に、プロジェクト名と並んで「削除」ボタンがあります(下図)。こちらをクリックすると、プロジェクト全体が「ごみ箱」に入ります。

image4-10.png

「ごみ箱」に入ったプロジェクトは、14日間は保存されています。もしいったん削除したプロジェクトを元に戻したくなったら、ダッシュボードのメニューから「ごみ箱」をクリックしてください。ここで「復元」ボタンを押せば、プロジェクトが復元されます。ダッシュボードにプロジェクト名がリストされ、設定やデータ等もすべてそのまま戻ってきます。ごみ箱に入ってから14日間以上が過ぎると自動的に完全削除され、復元することは出来なくなりますので、ご注意ください。

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これで経験サンプリング調査の準備および実施の手続き説明がすべて完了しました。お疲れ様でした!

ぜひExkumaのシステムで、これらの手順を試してみてください。

もし、Exkumaの機能や使い方について、わからないことがありましたら、FAQ: よくある質問をご覧ください。

そのほかに Exkumaに関するご質問やご要望、またお気づきになったことがございましたら、フォーラムにご記入ください。

データのダウンロード
詳細のPDF保存
プロジェクトの削除
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